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4分25秒の映画
2019 / 映像インスタレーション / スライドプロジェクター、カラーフィルター、Arduino、等
カルーセル型スライドプロジェクター13台を逆さに設置した映像インスタレーション作品。
通常、カルーセル型スライドプロジェクターは本体上部に取り付けたドーナツ型のカートリッジが回転し、一枚ずつスライドを送り画像を投影する。しかし、プロジェクターを逆さにすることで、カートリッジが地面に固定され、本体が回転する。プロジェクターが360度回転しながら画像を展示空間の壁面に投影する作品である。
また、作品名にある“4分25秒”はプロジェクターが360度回転するのにかかる時間である。フィルム映画は1秒間24コマ画像が再生されるが、この作品では1秒間およど0.3コマという遅さで再生される。この作品は、プロジェクターを逆さにすることで時間と空間を変化させた作品である。
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